1号×踏切

1号は相当に用心深い

危ないことは決してしたがらないので、けがをしたこともほとんどない

2号3号は傷だらけで遊ぶので、これは育て方ではなく本人の気性でしょう


その用心深い1号と私とで、自転車に乗って、遠くへ行き、大きな踏切を渡った

踏切の警報、鳴るな・・・というときに私が渡り、少し距離が空いてて後ろを1号がついてきた

1号がゆっくりわたる間に踏み切りがゆっくり降りてきた

むこうで待てばいいのに!どうするんだろう!私も後ろに4号載せてるので自転車を停めておりるわけにもいかず

見ていたら、

1号はゆっくり自転車を降りて、

バーの端っこ(つまり一番早く下がっている)から、自転車を横倒しにして踏切のバーの外に押し出し

それから自分もそろそろとバーの外に出ていた…


何じゃそれは

「棒を折ってはいけないと思って…」だそう


彼は用心深いので、鳴ってから踏切に入ることはこれまでなかったし、

普段踏切を待ってる時にでも、ほかの人がどうしてるかとかを見てないのだろうな

「踏切のバーは、真ん中付近が出やすく作られているので、もし、わたってる途中にしまったら、

自転車を普通に押しながら真中から出てね。さっきのようだと、あんたがはねられる…棒を折ることよりもはねられることのほうが大きなことなので」


まあパニックになってないだけいいかと思うけど…

本当に、普段から、周りをみてなんとなく学・・・んではいない・・・ということは怖い