こういうことは書かないものかもしれないけど
(なので不愉快な方はスルーお願いします)
前回の流産の記録が今回もめっちゃ役に立った(すっかり忘れてるものです)ので
1例ということで
私はつわりが早く始まるので、妊娠に気が付くのが早い
市販の検査薬で陽性だったら、配偶者に報告(配偶者は私がだいじょうぶなら産んでほしいとのこと)し、しばらくして産婦人科に行く
私の年齢が年齢なので、「健康な子どもでなかった場合、育てられるだろうか」
「障害があったら、いろいろ言われるだろうか」(うちにはすでにひとり障害のある子がいるのでいろんな目にあうというのは分かっています)
「健康な子供でも、食べさせることはできるけど、学費は大丈夫だろうか」
などとぐるぐる悩みます
産婦人科で内診があり、胎嚢などを確認されるわけですが 心拍が確認されないと、「もう一回1週間後に来てください」となります
めまい、吐き気、などなどの、つわりがきついので、周りの人に「妊娠で」と言いたくなるのですが
この段階では必要な人(配偶者と、子供の預け先とか)のみに伝えるか、こどもには言わないほうが懸命のようです(子供に言うと子供が義母に喋ってしまい→あらぬ中傷を受けるため)
私の場合この時期やたらと焼き肉ばかり食べたくなるので、1週間通いづめになります
定休日もあるので、
数日いろんな焼肉屋をめぐることになります。
「焼肉屋に居なかった?」といろんな人に言われます。
(普段は焼き肉は好物ではありません)
また1週間後に行くと、胎嚢の大きさから、心拍か赤ちゃんの影が見えるはずなのに
見えないとなると、
「残念ながら流産ですね、このままにしておかないほうが良いので、〇日に処置となります」
ということを言われます
私はですが、いつものんきに過ごしているし、もうすでに4人子供がいる(前回の流産の時は3人いて、流産のあと4人目が元気に生まれていますので、流産は子ども側の問題かと思っています)ので、「自分のせいで…」とか「ショックだ…」とかは思わないです。
そうか・・・育たない子供だったのかな…私も年だし…と
私の場合(&病院にもよるようですが)、費用は2万円前後、一部健康保険がきくようです
ほかに、共済や生命保険にはいっている場合、掛け金の安いものでも、給付金が出る場合がありますので0120で問い合わせます。すぐに書類が送られてきます。
前回は、これで2か所から12万円出ました。診断書(3000円くらい)が必要と言われる場合と、
「要件を満たせばコピーでもいいです」といわれる場合があります。
私の場合 前日の夜自宅にいるときから絶飲絶食で(「明日人間ドックよ」と子供にいっておく、一番小さい子供の預け先を予約しておく)、
バスタオルや生理パッドなどを持ってくるように言われます
手術が怖いとかは全然感じず、「このつわりさえ早く終わってくれたら何でもいい」という気持ちしかしません
子供がいないのにつわりというのが、腹が立つばかりです
朝病院へ行き、日帰りで、全身麻酔でした。全身麻酔は非常に不思議な体験です。
全身麻酔のまえに打たれる薬剤で、血管がぎゅっとつかまれる感覚になるのが多少いやですがすぐに消えます
「終わったら焼肉食べよう」と気を紛らわします
麻酔を入れますといわれたらすぐに意識が飛びます(数を数えるそうですが聞こえませんでした)
ばばばばっと映像が見える(実際の映像ではなさそう)のですが映画のようでまったく感覚がありません。ボブスレーか、ウォータースライダーに乗ってるような感覚がします。「マトリックス…」とういう感じがしてました
これは前回も同じでした。
麻酔を待機してる間や、麻酔の冷めかけの間に、ずっと、新生児のなく声や、分娩台に乗ってる人の陣痛を測る機会の、ご…ご…という音が聞こえるのですが、私はこのご・・・ご・・音が最も怖いので、「あれにもう一度乗らずに済んだな…」と思ったりもします
しかし新生児の泣き声は天使のようにかわいいです(自分が起きてお世話をしなくていいからなおさらでしょうか)
(4人目の出産の時は分娩台に乗った瞬間、すごく後悔しました(私はすぐに生まれるほうなので、陣痛もほんの2,3時間程度ですが…でも、それほどあの陣痛の波が嫌いです)
私の場合はですが、流産の処置後は痛くもかゆくもなく、本当は、何もしなかったのかも?と思ったりします。出血がありますと説明がありますがほとんどないです(※数日後に出血しました)。
しかし、帰りがけに新生児室の前を通ると、可愛くてかわいくて、
「やっぱり、もう一人欲しいなあ…」「いいな〜〜〜〜」と思ってしまいます。
痛み止めや数種類の薬をもらって帰宅。病院に来てから5〜6時間くらいたっています。
不思議と、吐き気やつわり症状は全くなくなり、焼肉は食べたくなくなっています。
帰りは和食の幕の内弁当を買って まだふらふらするのでタクシーで帰りました。
その後数時間は時差ぼけのような、眠い感覚が残ります(ので車の運転はしないでと言われました)
「1週間後に子宮の様子を見るのでまた来て」と言われたので、保険請求の診断書をもらいがてらに
また行き、これで本当に産婦人科は卒業になりそうです。
自分が産むとなると責任感やつわりのきつさや、分娩台の恐怖に襲われ悲観的になりますが、
忘れてしまえば(体調が良ければ)赤ちゃんはいいなあ…という思いは、やっぱりいつになってもきりがないもののようです。
※追記:「手術後出血しませんでした」と書いたけど数日後に出血がありました、油断はできません