靴が

ようちえんについて、靴を脱いだら


「あれ!二号、その靴」

「わあああ〜ん!!」

二号おお泣き。


靴が、片方は紺色、もう片方が赤だった。

こんなに派手に間違わなくても。

「お友達に笑われる」とか、10分ぐらい ぐじぐじ泣いていたが、
「死ぬわけじゃないから、いいって」
「お友達が「靴が違う」と笑ったら、「そうなのよ。間違えちゃった。」って言えばいいのよ、そんだけの事でしょ」
「先生にワケを話してごらん、笑われるだけで、叱られはしないから、やってみて」
とか、
いろいろ説得しても聞かないので 私はそこで帰った。


二号、帰ってきたときは、
「○先生が笑ったんだよ!」
「●先生のお友達も同じことをした事あるって!おとなでもよ。」
といってニコニコだった。