ダダコネ防止法案

1号が3さいころに、アメリカのナーサリー(保育園、幼稚園)に行ってたのだけど、

そこで習ったことが 私のためになったことが多い。

私が見た限り、ナーサリーでも街中でも、むやみに駄々をこねる子はいませんでした。

困ったときは、きちんと言葉で言う。
いえない部分を大人が補助していくわけです。
その補助の 方法をナーサリーで習った。

スーパーで迷子になった子が、
「マダム、僕のお父さんを一緒に探してもらえませんか?」と丁寧に言ってきたのには驚いた。
3,4歳?くるっとした大きな目は涙でいっぱいなのに、こんなにきちんといえるなんて。マダム、、、といわれたら一緒に探すほうも気持ちがよい。

結局、ただ泣きじゃくるより、落ち着いて助けを求めるほうが早く解決するんだなっと。

この子が私のお手本になった。

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駄々をこねる、親もあれこれなだめすかし、結果、ダダコネ得を助長

という悪循環を防止するために。


※「おーかあーあーさーん!!おーなーかすーいたああっ!はーやーくうっ!」という風な、ダダコネ口調のときは
「きちんと言ってくれたら聞くわよ。いえるよね?」とこちらはクールに。
釣られない事。
その代わり、子供がきちんと言ってきたら、きちんと聞く。ここが信頼関係の元。

子どもがきちんと言ってるうちに 親が無視すれば、注意を引こうと声が大きくなっていく。

※要求を全部聞き入れるんじゃなくて、「子どもは、いいたいことは言ってみていい、でもきめるのは親」
というのははっきりしておく。

※親は二つ選択肢を用意し、どちらかを子供が選ぶ自由をあげる

A,いらいらしつつ待ってもよい
B,暇つぶしに、机を片付けたり、食器並べを、手伝ってくれれば、そのぶん、早く食べられるけど。

どっちか選んでみてね。

また別のとき、食事を残したいというとき。

A,食事を残してよい。代わりにデザートはなし
B,食事を全部食べ、デザートも食べる

ここで親としてはBを強要したいとこだけど 強要がイヤで反発するのだから、

ここは選ばせる。

食事を残してデザート、という選択肢は無し。

かわいそうだから、、、といって、小言を言いつつ、食事を残させデザートを食べさせているほうが、
よほどかわいそうです。それを求めて毎回ごねるようにする癖をつけてるから。
結局親も子供に振り回され、子供も 駄目だ駄目だとは言われながら、
親を振り回すのから抜けられなくなってしまう。
食事を残し、デザートも残し、ほかのこのデザートを「あれのほうがよかったっ!」と言い張るつわものもいました。
「うちのこいつまで経ってもわがままで、、」とおっしゃってましたが、
小言を言いながらも、結果わがままを聞き続けるからそれを助長してると思う。

子どもは、強要しても反発するけど、自分が選んだことは、ちゃんとやろうとします。

また、親が強要したことは、失敗したり、いやなときには 親のせいにすることが多々ある。

※ここ重要※
駄々をこねなかったこと、約束を守れたことは、きちんとその場でほめておく。
「おかずを食べたから、堂々とデザートが食べられてよかったね」と。
いい経験の蓄積になり、次回とっても楽になります。

親のほうも、子供に始終小言を言うよりは 精神的にラク

小言を言いつづける癖がつくと、子どもも、「耳にふた状態」で聞き流すようになる。
小言を全部本気で受け入れていたら、心がつらくなるもの。だから 言われたもやもやは反発のエネルギーになる。子どもなりの防御。

これでは 大人のほうも、小言を言う甲斐がない。
という悪循環に。


A,こどもに振り回され 小言を言い続けるが 子供はごねる
B,選択可能な方法を提示し、子どもに選んでもらう。
選んだからには守ってもらう、ごね得は認めない

どっちがいいかな?