異生物間交流


あたたかいので

3号と二人で道を歩いていたら

バス停付近に 小さい犬が歩いている。


3号が、立っていたのに いきなりハイハイの形になって

犬と同じ高さに地面に伏せて

犬と交信し始めた。

犬も、わうわうと言って、3の差し出したゆびをなめて、

「じゃっ」

って感じで歩いていった。


バスを待ちつつ、
見ていたおばあちゃんたちが「わあっ!」「このぼうや、犬としゃべってたわ」「同じ眼の高さになって!」

とやんややんやと喜んでくれて。