切れる@二回目

10時ころから アイロンがけと、ミシンがけをしていた。

お昼ごはんの時間になっても、

新学期の雑巾(それぞれ規格、枚数が違う)が仕上がらないので、

子どもたちは残り物のカレーを各自よそって食べ、

私はミシンがけをしていた。

1号が、以前から、染物(絵の具で描くだけの染料があるのです)をしたいので、お父さんの白ワイシャツのお古を切ってかがって(要は、白い大きなハンカチを作って)くれとも言っていたっけ。それもついでにやろう、、、

3号がやたらと「ミシンちゃん、好き?」などと、手を出してきたり、
うまく縫えないと、裏がぼろぼろになって、糸掛けからチェックしなおしたり 下糸がなくなったり、なかなか進まない。

1号「お母さん、お替りしたいけどご飯がない」
「パンがあるでしょ」

二号「お母さんの分、カレー作ったよ」

「それ、木のおわんでレンジにかけたの?
木の器はレンジダメだよ。

そのカレー、1にあげて、足りないって」
「ハーイ、ジャ私、終わってるから遊びに行くね」


やっと二号のぞうきんが終わり、1の雑巾を縫っていたら、
はしっこの生地が厚かった部分があって、ブーンといって、針が折れた。


「あはっ!!…


あっ、ごめん、笑って」


1号が笑ったので、なんだか必死になるのがばかばかしく、

もうどうでもいいや、という気持ちになって、針やらミシンやらを片付け、

3号だけ連れて外に出た。


近所で二号が友達と遊んでいる。

友達「お母さん、どっか いくんじゃないの?大丈夫?」

二号「お昼食べに行くんだと思うわよ」

ばれてますね

安くておいしい定食屋に数件寄ったがどこも満席で、ついてない。
ちょっと遠くまで出た。

お昼の定食(700えん)があまりにおいしかったので
もういいや。
この店の漬物はきっと自家製。魚はどこで買ってるんだろう??いつもおいしい。


家に帰ってミシンの針を取り替えて、ハンカチと雑巾を仕上げた。