さて、彼はどうやって生きていくんだろ

障害があるなしに かかわらず の問題かな。

子どもがどうやって生きて行くか、
親の思い通りには出来ないけど、

小学生の今の時点で、「おとなになったときどうやって生きていくのか」を
考えた上での準備や補助を、
今から、していかなくてはいけない。

昨日、障害児を持つお母さん同士で電話してて
そんな話になった。


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私が 高校に入ったとき、進路指導の紙を提出することになって、
「なんて書けばいいの、
どうすればいいん、将来なんてまだわからん、したいことなんてない。」と聞いたときに、

父は、「お前は どうも社会性がない。
高校出て、すぐ社会にでても 絶対使いモンにならん。
人嫌いでもあるから結婚も無理だろ。なら自分で仕事をして生きていかなくては。

勉強も、数学はダメだが、出来る教科で大学にいって、
学歴だけはつけとくしかないだろ。
それからできるだけ資格とれ。
いくら頭がよくても使いモンにならんヤツはいっぱい居る。
お前もそうだ。市役所も受けたらいい。お前はすごく心配だ。」

といわれた。当時は、
(もっと勉強できない兄弟もいるし、もっと素行の悪いのもいるのに
何で おとなしくて成績も兄弟の仲では一番いいわたしだけ 
妙な心配されなきゃいけないんだ)、と思った。

今思うと おっしゃるとおりで空恐ろしい、
成績と素行の 最も悪かったのが 早く社会に出たが、
会社ではよく働き、重宝され、一番親孝行してる。

慎重だったものは 慎重に会社で働いている。

父はそれぞれの子どものことをよく見て、よくわかってくれてたんだと思う。

私は まるでいうことを聞かず、公務員試験にも落ち、たいした資格も取れずに、
結婚だけはして 何とか だんなのおかげで暮らせてはいますが。
父のいうとおりだったことは間違いない。

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1号の作文に、
「ぼくはおとなになったらきんぎょやさんになってきんぎょとめだかをうります」
と書いてあった。(彼は↑いくら言っても句読点を打たない)

へえ。彼はもう進路が決まってるのかしら。

本当に きんぎょやさんになれれば それがいいと思うし、
そのための準備とか補助なら 私にもできそうである。