1号に号3号と買い物に。
自転車を、おいといた場所にとりに行くと、
中学生か、高校生(制服を着てる)の女の子が、1号の自転車を押して出てくるところだ。
「あ その自転車、」
といったら、
「私のです。」
と答える。私がつけた荷台、1号がつけた座布団、かご、、、
どうせ、暑いからって盗って、家まで乗らずに川にでも捨てるんだろう。
二号は「それ、おにいちゃんの、、、」と泣いている。
「いいえ、違うでしょう、それはうちの子のです、返してください」
女の子は乗って逃げた。
「自転車返して!!!!」
と大声で叫んだ。
周りには誰もいない。
私も自分の自転車に乗って追いかけたがもう間に合わなかった。
「かわいいお姉さんなのに、泥棒だった、、、」
と二号は泣き、1号は呆然。
1号に、盗った人の制服やら髪形を書かせた。
黒髪のきれいな、色白で、制服もきちんと着た、
(いかにも悪そうな子ではない)かわいい子だったのに。
こんな子が盗ることがあるのかぁ、、、
「大事なものは、カギをかけておかなくてはいけなかったね」
「泥棒は泥棒とわかる姿をしてるわけじゃないね」
「ちょっとのろうと思って盗ったんだろうけど、
盗られるほうは、イヤだね」
と いろいろはなしあった。