あすはひな祭り、一応女の子がいるので、散らし寿司を作った。
「お雛様欲しいな…」
といっているが、お雛様は 義母の家にあって、
あんなに欲しがった義母が「飾るの面倒」という(わたしが出して飾るんですけどなあ)のでお蔵入りに。私は手を出せませんな。「今度おばあちゃんに聞いてね」
とにかく、結構 自分にしては頑張って散らし寿司を作ったのに、
まったくの不人気。
二号はほとんど残し、
1号も好きな具ばかり作ったのに 汁物ばかりお替りしている。
なんでもコイの3号も ぷいっといってしまう。
ちぇっ。
だんなが帰ってきて、
「子どもらはほとんど残したし、美味しくないかもしれないけど」
といって出したら、
「えらい気にしてるなあ。
おまえって、
唯我独尊
だと思ってたのに、気にすることもあるんだね。
うん、普通に、うまいよ…」
といっている。
「唯我独尊」って!!
妻を表す言葉かいな?
いえ、そうなんで 良いんですけどね。
だんなが 気を使って、「うまい」といってるのを見て、
おなかがすいたらしい1号が
「俺も、、、いい?」と、もう一度食べ始めた。