大きなモールに、私と3の二人で行った。
本当は 大きなトコは嫌いなんだけど、どうしてもここにしかないものを頼まれて。
大きな子どものせカートを押して、
お金を払っておつりを受け取ったとき
3の服が 遠くに、チラッと見えた。
なんで???
下を見たら、カートの中に居ない!!
ワーッと追いかけたが、ひともぎっしり、カートも思うようにすすまない。
追いかけても もうその場に居ない。
外は暗く、雨が降っている、自動車にひかれるかもしれないし、
エレベーターで何階に上るかわからない。
エスカレーターで挟まれるかもしれない。
そういえばさっきから、買い物中、私のすきをみてはカートを降りようとしていたんだ。
いろいろ見たいのらしい。
計画的に飛び出したと思う。
なら 「私を探して泣く」ということはせず、好きな場所に突進してるだろう
…
出口付近にも、すべての通路にも、見つからないので、
申し訳ないけれど、インフォメーションで放送をしてもらった。
服装や名前などを説明する間ももどかしい。
「まだ二歳になってなくて、しゃべれないです」
あーこれはデジャヴュ
1号二号も ふたりいっしょに、ここでなくした事がある。
5年前?
カートをそこに置かせてもらって 走り回ったがいない。
もう10分くらいたっている、
居ない時間が長いほど危なくなるんじゃないか
二号を一緒につれてきて みてもらっていたらよかった。
。。。。。。。。。。。。。
3号の放送があっている。
そこに、3の服がチラッと見えた。
お店の人が抱えて インフォメーションにつれてってくれている。
その人も、放送と3の服装が同じことに気がついて、放送中のお姉さんに「ここにいるよ!」と合図をしている。
お店の人に聞いたら、
3は、
出口そばの花売り場の しゃれたいすに のんびりした様子で座って、足をぶらぶらさせていたらしい。
一人で居るには小さすぎる、と思って、
「お母さんはどこかな?」ときいたら、
「あってぃ」と、
平然と 外を指差したということだった。
↑”あってぃ”じゃなかろう!
「外にお母さんがいるということはないと思うし、
泣いてなかったんですが 出口のそばだし、危ないと思ったので、、、」
ああ、いい人に見つけてもらってよかった。
そのときは家を出てからかなり時間がたっていたのでお礼を言ってさっと帰ってきたけれど、
というわけで これから「菓子折り謝りコース」です…いってきます。