☆☆☆☆
笑えます。
クリスマスを飛ばす(ボイコットする) という本。
この本では、ですが、クリスマスのくだらない大騒ぎにかかった費用は6000ドル(1回分です念のため)ですと。
60万円!?主人公夫婦は、 かなり上流の暮らし向きのようですが、それでも、信じられないです。誰もほしがらないプレゼントを買うための渋滞の長い列、おいしくもない伝統料理、怒鳴りあうツリーの飾り付け、、、と、延々と負の側面が苦々しく語られるのも笑える。
アメリカ人のクリスマスに懸ける情熱はすごい!と思ったが、
やっぱり 100%喜んでやってる…わけでもなかったんだな。
こういうニュアンスは 実際のことなのか皮肉なのか、
日本人の自分にはわからないけど…
アメリカで、「クリスマスどうするの?」と聞かれたときに、
「日本から義家族が来るので、旅行に連れて行きます」
といったら、「えっ、、、??旅行??旅行先に親戚でもいるの?」と聞かれたのはこういうことか?
「クリスマスを今年はしません」「イルミネーションの飾りつけもパスします」
と言い切ったある夫婦に、ご近所さんたちは「自己中心的すぎる!」といったりする。
それを聞いた夫妻は「なんだって!」と大きなショックを受ける。
ところが後半はドタバタ。
クリスマス、ボーイスカウト(ちょびっとですが)、ハンサムな消防士や警官たち、
私の好きなツボが3つも入った
おかしい本です。