ケーキの切れない非行少年
という本が数年前話題になった。
刑務所に勤めてる精神科医が書いたもの。
当時の夫が、書店の「話題の本」から
かってきたんだと思う。
そしてわたしに、
「これ読めよ!驚くよ!
役に立つから」
といわれて、わたしもタイトルとあらすじはネットで度々みてたから、読んだら。
1号の自閉症がわかったときに診断してくれた精神科医のおっしゃってたのと
同じことが書かれてた。
つまりわたしは20年間、1がいじめられたりして、社会に恨みを持ったりしないように、悪い人からいいように手下に使われないように…と頑張ってきたわけだが。
1が6歳で診断されて、特殊学級(当時の呼称)にいれた方がいいって言われたとき。
その時、夫にも精神科医から
(夫は、「普通学級にいれたらそのうち追い付くのに!
なぜ特殊学級にいれようとするの?
親がわざわざ障害のレッテルをはって。
差別されたいの?いじめられたいの?」というから)
説明してもらったんだけどなあ。
聞いてなかったし、1の成長や困難を…
みてもいなかったんだなあ。
当事者が20年もいるのに、本読んで、はじめて知ったわ、お前も読めよ、ってねえ…
読んだけど。
「知的障害のある人は、嫌いな人の指示は聞きません、押し付けて聞かせるのではなく、まずは信頼関係を築きましょう。」
みたいなことが書かれてて笑った。
夫よ、君がよむべきところは…↑ここ
よんだ?
なぜあなたが嫌われてるのか。考えないのね…
なんでこの話しになったかというと、
3が、先月くらいに、
「お母さん、ケーキの切れない非行少年の本って知ってる?なんかTwitterで度々でてくるからさ」
というので、上記を3にも話して、「その本ならここにもある。読みたいなら読んでみ」
ということになったんでした
3は読まなかった。