コミュニケーション論を読む1号

1号の宿題の、論説文に、「コミュニケーション論」みたいなものが出ていた。

テレビや新聞などは一方的な情報伝達、

電話は音声だけだが 双方向の情報伝達、

メールは、双方向に見えるが実は、一方通行の繰り返し、

という主旨でした。


言葉もとつとつだし、本もめったに読まないし、
コミュニケーションにおもな障害のある彼は、
こういうの、わからんだろうなあと思いつつ、
音読させ、私が要約して 一緒に問題を解く。


「電話が普及し始めたころ、
ある老人が、電話の前でしきりとお辞儀をしたという笑い話があるが」

というくだりがあって、

問題には:「なぜ、これが笑い話なのでしょう」

おおっ、「サリーとアンの課題」、みたいだ。


1号は、う〜〜ん?と考えて、


「電話だと あいてからはみえないからです」と答えていた。