血は争えない2

子供のころ 可愛がってくれた てるこおばちゃん(実の祖母ではないが親類)がいるのですが、
(てるこおばちゃんがいなかったら 私はもっと拗ねているはず)

てるこおばちゃんは、生涯独身でした。

私が結婚するときは、

「これであんたのほうが おばちゃんより先輩になってしまったねえ〜〜」

といい、

子供3人連れてちょっと顔をだしたときは、

「あなたの大事な1号ちゃんを見せにきてくれてありがとう」

といいました。
(ほかの子も見せたのに、ほかの子達はいとこたちと遊びにいってしまい、1号だけが私のそばで質問攻めしていたので、
1号が何かちょっと違う、ってことに気がついたのかもしれません)


そのおばちゃんは数年前にもうじき100歳というところでなくなってしまったのですが

3号が「てるこおばちゃんそっくり」ということに気がついた。
(雷に耳をふさいでいるところ)

まあ子供の顔なんて、自分の好きな人に似てる気がするものだけど。