相対的成長

まあ毎日天気が悪いし
うちは風邪が蔓延していて動けないし

3号は、毎日何かを破壊していく。

ボールペンを貸せば、5分で壊し、

グラスを二個わざと重ねてバリンバリンに壊し(みんな昼寝していて気づかなかった)

かわいい小物いれを、ちょうつがいをねじ切ってまで分解し


「もう、いいものは3号にはやらん!」

「次に物を壊したら、高崎山に帰れ!」※高崎山というのは、九州人ならみな知る、サル山

などと、私と二号はののしる。



1号だけが、辛抱強く、やさしく、でもあきらめずに3号を指導していくのだった。

「俺、3号に甘やかしすぎたかしら」

というので、

「いや、違うね。」

と答えておくが もちろん1号のせいではない。


1号「俺も、ずいぶん、同じことをしたもんねえ。

パンを、噛んで、別のパンに塗ったときは、お母さんに叩かれた」


「そんなことあったっけ。。。いくつのとき」

1号「8さいだよ」

「8さいて。つい最近やん。。。あんた、ここ4、5年で ずいぶん、よくなったんだね。」


1号「だから4歳で3号がこうでも俺は驚かんよ。

でも、14歳でもそんな風なら、大変だよね、だから3号に、教えてるんだよ」



ああ、相対的に1号の成長をかみ締める


ちなみに二号の今日の名言;「私、3号の文句を紙に書いたら、部屋が紙でいっぱいになってあふれる」