つわりの苦しさ

「つわりが苦しい+おろせばよかった」

というキーワードで

このブログにこられた方も いらっしゃるようです。

ほんとに、ご苦労お察しします。


わたしも、

初めてのつわりのときは、あまりのひどさ(つわり理由で仕事やめました。「後数日で失業保険が出るよ、がんばってそこまでおいで、」といわれたのですが、その数日が無理、でした。)

出口の見えない絶望感に、だんなに ないて訴えました。

当時は若かったので、ネットもなかったし、

身近に子供を持った友人などもいなくて、誰にも「ここまでひどいもの?」と聞けなくて。
義母はつわりのない人だったらしく、「そんなのは気のせいじゃないの・・・」「ざまない(=部屋が散らかっている、の意味らしい)」みたいに言われて 自分が悪いのか・・・とますますへこみましたっけ。

後に、すっごく根性&体力のある 友人や妹が わたしよりひどいつわりに(入院するくらい)なったので、

「あの人たちが倒れるとは、
これは根性や体力の話とは・・・別物なんだな」と納得しましたが・・・

根性のある人ほど、普段よく動ける気の利く人ほど、
つわりのあまりのパンチに、動けない自分に、
歯がゆい思いも強い・・・ようです。




話は戻って、だんなに
「もうどうしても、だめなので、おろしていい?」と。

だんなは、「かわいそうに・・・俺はわからんけど、子供はどうしてもほしいので、ごめんけど がんばって」と。

「つわりがひどいのは、子供が元気だという証拠なんだって聞いたよ」といってくださった方もいらして。
それを頼みの綱にもしましたね。

やめるとつたえた職場の人でも、
「わたしは・・・ずっと、子供がほしかったけど結局できなかった、
さみしいよ。
せっかくはじめた仕事やめるのは残念でしょうけど、
子供は、いつでもできるとは限らないので、産めるときに産んだほうがいいよ」
といってくださった方もいらして。


だんなは、「jかわいそうにね・・・」と、白玉団子を作ってくれましたっけ。


「つわりがひどいので・・・もうおろしたい」と、聞いたほうは・・・

びびるでしょうが、それしか言いようがないんです。



まあ・・・15年たった今いえることは、
「おろさなくてよかった!」です


代理出産で○○万円、とか言う話もたまに見聞きしますが、

自分には、100万円でも、他人のためにつわりを肩代わりすることは、たぶん、できないですね・・・


それでも、子供を生んでしまって、日々大きくなっていく子供たちを見てると・・・


やっぱりもう一人ほしいな、と思ってしまう忘れっぷり(そしてつわりのたびに同じ目にあう・・・なんで子供ほしいとか思ったんだっけ?みたいな)なのです。


一人目と違うのは、「最悪でも、出産までにはつわりは終わる!」というのがわかってるのと、
「もうどうしようもないので、過ぎ去るのをひたすら待つ!」
「自分の体の声に従う(食べれるものを食べる、吐くときは吐くしかない)」
ということです。

※妊娠ごとに、つわりの度合いは違う・・・という人もいますが、
わたしは 4,5回(一回流産)とも、全部同程度でした。寒い時期だろうと夏だろうと、おなかの子の男女の区別もなく 同じ感じ でした。


精神的ダメージ(不安)は 一人目のときが「初めてなので」最も大きかったですけど。


ちなみに 一人目の 出産の最中も、先生に、

「もうだめなので、生まなくていいです」

と先生に言ったそうです。(根性なしなんです)

ええ、覚えていません。



後で先生が

「産むの大変だったでしょうけど、

育てるときは、もっと大変なときもあるんですよ。

投げ出しちゃだめですよ、つらいときでも、「もう いりません」といわずに、大切に育ててね」

といってくださいました。

ほんと。


10年前、二号のつわりのとき、アメリカにいたんですが、ネット環境はあったので、このページ↓で「ああ、みんな苦労されてるんだな・・・」「気のせい、じゃないんだよね」と

気分的には、だいぶ助かりました。
http://pixy.cx/~kamosika/
いいページだと思います。