とうとう

だんな、二号、3号の順に、次々と将棋にはまっていくので、

「負けて泣くなら、最初から、しなければいいのに・・・」といって手をつけなかった1号まで、

「僕も、将棋、覚えてみたい、お父さん、教えてもらえる?」

と言い出した。

駒の動きは割りとすぐ覚えていたが、3号にもアッサリ負けている。

そしてやっぱり、勝ち負けに執着しないのだった。