サブのバイトに旅行に行く人がいて、その代打に入るためにメインの方の有給休暇をとった。有休は残り1日だったのでこれでゼロになった。
しかしサブのバイトを辞めたので
メインの方でもらった有休は…無駄になった。
メインの方に欠席者がでたら仕事に行ける…けど有休とってるから代打の電話も、かかってこないよなーと家で腐ってたら
姉から連絡があり、休みなんだったら父の面会に行こうと。
2と一緒に行く、2も面会したいと。
父がしゃべれないのに
ニコニコ笑ってくれて、目が合うので、父に大好きだと言えた。姉が私も!って言う、皆で笑って泣いた。
わたしは心のなかで、(もう無理しなくていいよ。ほんとにありがとう。大好きだ)と思って父のてを握った。
「回診のお時間です」といわれたので帰った。
夕飯の食材をかって帰ったとたんに着信があり、とり損なってすぐ切れた。
妹からLINEで「お父さんなくなったよ」
ああ、有休をとったのも、バイトを辞めざるをえなかったのも、父との面会に行くためだったんだ!
父が笑ってさよならするのを姉と2とみるためだったんだ。
わたしの大好きな3人での最後の日。
姉と妹は自宅に父を連れ帰った。
翌日は母の法事の予定だったが予約してたお坊さんは父の枕経を読むこととなった。
父も母の法事に参加したことになる。
わたしは有休を使い果たしてたので
休みは無いので
職場に行き、「父がなくなったので葬儀の日だけシフト交代で休んでいいですか?」といったら、「え、そんな!電話で連絡でいいですしもちろん休んでください!」「有休とは別の特別休暇があるのでそれを使ってください」
パートは忌引きはないのでは?と思ったが、そうか今月から契約が…常勤に変わったんだった。
全部神の思し召しなのかな(わたしは浄土真宗らしいが)
通夜は勤務が終わってから行けそうなので、仕事は休まなくていい。というか仕事休みたくない(仕事が好きだから勤務が減りたくない)
結局通夜の式には間に合わなかったが
これはこれでまた必要なコト(わたしが通夜に でない必要があった のだ。これはここには書けない別の事情がある)だった。
父とのお別れはすでに済んでいて、通夜のセレモニーにこだわりはないので。
妹は「親の通夜に来ないとか。芸能人か海外在住かブラック企業なの?」と言うが…違います。
わたし地元に知り合いゼロだし親戚にも顔をしられていないので通夜にでる必要が薄いのだ。
職場(繁忙期、ほぼ全員出勤なので交代が見つからない時期に2日も休みたくない)では、「大変なときなのに勤務にでて貰ってすみません、なにか出来ることがあったら言ってください」といって貰えた。
いつも厳しい人がこういうことを言われると…胸にくる…
親戚よりも地元よりも、わたしの居場所はこの職場なんだな…としみじみする。
退社時に電車でスマホをみたら妹がスライドショーにする父の写真をいっぱいLINEにのせてた
それをみて
若い頃の白黒写真の父が
イケメン過ぎて泣いた。
爺さんの父も味わい深くてよかったが
イケメンの父…
この世からこのイケメンがいなくなるのが惜しい…