鬼を追い出す

節分の日に、学校やようちえんで、

「豆まきというのは、自分の心の中にいる鬼を追い出すのですよ」といわれてきたらしい。

いい事言ってくれるなあ、先生方。

ところが子どもらは自分の事をさておいて、私の鬼を追い出したいらしい。

「お母さんは何のオニ追い出すの?」「おねぼうおに?」



1号「オレは、頑固オニと こだわり鬼を追い出すんだ、、、」

二号「私は、言い張るオニかなあ」

1号「二号は寒がり鬼だよ、、、」

などと もりあがった。


1号は最近、がちゃポンにこっていて、
お手伝いのお駄賃で がちゃぽんをかいに行き、
(買うのが楽しいのか、商品にさほど執着はなさそう)
キーホルダーなどをいくつか、二号のかばんにつけてあげていた。

そのキーホルダーがあまりにも多くてじゃらじゃらなので、
私がいくつか間引いておいたら、

「オレが二号にあげたキーホルダー」

といってくっつけなおしていた。

多すぎると車に接触して傷をつけてしまう、
ジャラジャラとうるさい、
1,2個ならいいけど、多すぎると幼稚園でも友達に上げたりもらったりが始まってしまい、しかられる、
と、わけを言い聞かせても、何度はずしても

また付け直している。

「また、こだわるのね」といったら、

「俺の中に、まだオニが残っていた」