やっぱり、言うべきではないと思う


子供用の車椅子に乗っているお子さんとお母さんがいた。

それを見た二号(私の自転車の後ろに乗っていた)、素っ頓狂な大声で、

「脳性まひなの?もう治らないんだよね」

といった。

たぶん、親子に聞こえたと思う。

二号に悪気がないのはわかってるし、

二号の好きな絵本に、脳性まひで体が 思うように動きません、という文があるのをそのまま言ったんだろうとは思う。

事実だし、障害があるのは悪いこととか恥ずかしいことではないとは思う。

でも、それを相手に聞こえるように言って何になる?

「困ってそうだったら、”何か手伝いましょうか、”といえばいいことであって、
一生治らないとか、わざわざ言う必要がどこにある?
自分がそんなことも知ってますよって自慢したいわけ?
あんただって、左利きとか、背が低いって言われて泣いたでしょ。
事実でも 言って欲しくないことはあるでしょうに。」

と、小一時間二号にいろいろ言ったが、
どう受け取ったかわからない。