何年か前のこと、
実家に帰ったとき、妹のうちの一人が、
何の流れか、「職場の人が 全員いやな人でつらい」みたいな話になった。
ふーんふーんと聞いていたんだけど、
どう考えても、それほど強烈な人がいるわけでなく、
妹が勝手に腹を立てているだけだ。
人が、自分の思い通りではない、といって腹を立ててくやしがっているのだ。
「常識的に考えて」「普通、こうでしょう」と懸命にいってるが、私の常識では妹のほうがおかしい。
「それは、あなたがそう思う、ってだけで、わかって欲しいなら、言えばいいのでは?
それを口に出さないんなら、相手にもわからないんだよ、いわないでわかって欲しいというのは都合がよすぎないかい。」
「いやな人はまあおいといて、お手本になる人がいるでしょう。一人くらいは。
そういう人を見習うとラクよ」
といっても、通じていない様子。(あとで、やはり、説教くさいといわれました)
人のことをあれこれ言うから、といって、妹自身がさらさらと物事をこなすかというと、そうじゃなくて、
見てると危なっかしいくらいである。
人のことをあれこれ言う前に、自分のことがあるでしょう。
と思ってしまうのは、私が姉だからかな。
しゃべり終わって、
「あれっ、さっきまで、おなかがすごく痛くて冷や汗が出てたのに、
いたくなくなった」
といっていた。
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先日尻尾が猛烈に痛かったとき、
邪気では?というコメントをいただいて、
邪気って何ぞや?
とGoogle検索してみた。
だんなは、私がもともと のめりこみやすいのと、オカルトに傾きやすい、といって、
論理的ではないような、非科学的な話題を嫌うのですが、
やはり、ううーん、うなづける、、、という話がいっぱいあった。
あんまり詳しく書いてあるのは 意味がわからないんだけども、
疲れとか、嫉妬とか、恨みとかが、体に良くないというのは、経験上
そうだなあと思う。
恨みっぽい人や、嫉妬深い人と一緒にすごすと、どっと疲れたりするのも
このせいかなあなんて思う。
本や、ネット上の書き込みなどでも、
こてこてに差別的だったり、心無い物をじっくり読んだりすると、私は起き上がれなくなったり、頭にその 文言が こびりついたりしてました。
はいはい、そういう人も居るんだな、距離を置こう、まともに取らなくていいんだわ、
と思えれば、邪気をうまく流せれば、自分自身の舵取りが楽になるんだろうと思う。