消費するひとが王様であるように見せて奴隷である


んじゃないかなと思う。

私は収入がなくて、だんながお金を持ってくるのだけど、

私は だんなの給料と拘束時間から だんなの自給を割り出して、

「これをかうには、だんなの労働○時間分だな。それでも要るのかな」

と思っている。

だからだんなが、数時間のわくわくのために、パチンコで数万円分使うのが腹立たしい。


「その負け分のために、○日労働してるってことは、かまわないの?」

と尋ねるが、本人は「いいんだ」というので、いいんだろう。



なんとなく思うんだけど、テレビとか見てると、消費する人こそ もてはやされている。
セレブとか、流行に乗ってるとか かっこいいとか。

消費の火を消す発言は絶対にされてはならない。


「節水、節電のために新商品を」「古い商品を買い換えるだけで年間いくらいくら おトク」といって家電を売るけど、

節水節電なら 洗うものを減らすとか、洗濯板に勝るものはないと思うけど、
そうする人はいない。

新しい家電を「(まだ使えるけど)買いたい」という欲を、
言い訳を考えてあげて、後ろめたさを消してあげたうえで、
あおってるだけだと思う。


長く使えるいいもの(高いもの)を、といいながら、その「質のよい定番商品」の広告には
毎年違う「定番コート」が紹介されてる。


日本は工業国なので、消費しなければ、コマとおんなじで、回っていないと国が(企業が)倒れると思ってるから?

すでに工業国の座はほかの国に移ってて、貨幣の価値を食いつぶして減らしてるだけ、
むだな消費のせいで 疲弊が早まるだけだと思うのは私だけ??