安心してみれる

二号の運動会だった。

ダンスも出来てるし、
かけっこも走ってるし

大玉送りとか たまいれとかも
やっている。

溶け込みすぎて、どこにいるか、わからない。

だんなや義母も、運動会自体が好きらしく、
いろんな競技を楽しそうに見ている。

お弁当のときも、二号は得意げにいろいろ話し、
「かけっこでは私が一番だったのに、二番の列に入れられた!」
などといっている。

だんなが”「マヨネーズとって」といったのに無視した”といって
だんなが1をしかり、気まずい雰囲気になり、1の顔も、真っ白にこわばっている。
(本当に 伝わったのに無視したのか、何を言われたのかわからなかったのかは、私にもわからない。でも、言われたことに すぐに反応できないのが1の障害ゆえじゃないかなあとは思う。だんながきつくしかる、1がびくびくして余計わからなくなる、の悪循環だ。これは私がそういっても、だんなは「いつも周りがあわせてくれるから 1も、考えなくなるんだろう。俺は嫌われても、考えてくれればそれでいいんだ。」という。)


1号も運動会の場には、いたけど
近所の子達や二号の競技を見るでもなく
暑いのもきつそうだし、ピストルの音に耳をふさいでいる。

帰り道を知らないのと、3がいたから、まだその場に居たけど、3がいなかったら、「もう帰る」というだろうなと思う。


1号の運動会では、

全体競技にいても、棒立ちなので、ぱっと目立つし、
こちらも、ハラハラどきどきしてみてるけど
ダンスも出来てないし
かけっこも走らないし(ここ数年でイヤイヤ走るようになった)
「俺は疲れるから走らない、速い人が1番を取るからオレはいい」
という呟きを残したりする。

義母のコメント(1のことだけならいいけど、「1よりも、もっと出来ない子がいるね」とか 大声で言うので困る。自慢の子(だんな)を育ててきた義母にとっても
孫のデキが自慢できないという現実は、きついだろうなと思う。)も、こまりものなんだけど

思い切って、「1の運動会、1号はイヤイヤやってるし、かけっこもしないから面白くないですよ。
わざわざ来ていただくのも悪いし」(=来なくていいですよ〜)
と毎年言うんだけど、なぜか来てくれる。

「こないと、1に悪いから、1も楽しみにしてるだろうし」
ということらしい。

私は 淡々と見れる 気楽に楽しめる運動会ってこんな感じなのか〜と新鮮だった。

なんだかんだ言っても、いろんな思惑が絡み合うこれが

うちの形なんだろうなあ。