にげるにげる


昔は 小学校高学年がやっていたスポーツ

それはドッヂボール。



今は幼稚園でもやるんですね。

同じく、昔は、サーカスの人しか乗れなかった一輪車も、
今では小学校低学年で乗っているようです。



ドッヂボール、1号は、ルールがわからなく、
「ボールをぶつけられた」と言っては泣いていましたっけ

大きい割りに動かないので、もちろん一番に狙われて。


(幼稚園児には 逃げる→当たると外に出る→人に当てる
なんて 役割がどんどん変わっていくなんて難しいこと ムリだよ)とそのとき思ったのですが

今二号も、ほかの園児もやってるのを見ると、
単に 1号が、「ゲーム」ということを理解できなかっただけなんだなあと思います。


二号は、最後まで当たらず残るのがうまいらしい(本人談)。

「逃げるのがうまいの?(すばしっこくはないのに?)」と聞いたら

「どうやってるかというとね。

逃げてないの。

ほかのお友達の陰に隠れてるの。

私は小さいから。

しゃがんだりすると見えないのよ」


ええーっ、ずるい、って言われないの?

「言われるときもある。

ボールを取れれば当った事にならないのよね?
でも、やってみたんだけど、みんなのボールは、早くて強いから、取れないの。
当たっちゃうのよね。

だから隠れることにしてるの。

最後の独りになったら、逃げ回るんだけどすぐ当たっちゃうの」



ううーーーん、これが普通の(いや、ちゃっかりめの?)6歳なんだなあ。