先日、1号の学校の参観と学級懇談があり、特殊学級のほうで参加した。
1号は普通学級にもお邪魔するので、普通学級のクラスの先生と保護者にも挨拶させてもらおうと思った。
3号は、学校を縦横無尽に駆け抜けるので、すぐいなくなってしまうが、特殊学級の教室は、広いし、おもちゃもたくさんあるので、特殊学級の先生が、「こちらは懇談も もう終わって暇だし、ちょっとの間、見てあげますよ」とおっしゃってくださったが、1が、「お母さんがいないと泣くと思うし、僕が見てるから」といって普通学級の廊下で待っていてくれた。3も、「はいらない」「おにいちゃんといる」というので。
結局、私が教室に入り、順番を待って挨拶させていただいて、きりのいいタイミングで出るのに20分くらいはかかったと思う。
遠くで3号の笑い声叫び声が聞こえたが
廊下にいないので いろんな子が「赤ちゃんと1君はあっちに行ったよ」などと教えてくれたので、特殊学級に戻った。
3号はニコニコして先生に抱かれており、
対して1号は、
ものすごくそわそわして、顔もこわばり、
「先生に迷惑かけた。
3が、泣いて叫んだ。
俺の言うことも聞かずに わざとふざける」
といって 教室をぐるぐる回っていた。
1号は最近、下級生の面倒をよく見る、下級生に好かれていることを自慢にしているが、
二歳の 悪者の3号にはぜんぜん歯が立たない様子。
3人でアイスを食べて、労をねぎらい、「1は悪くないから」「よくやってくれたね」「ごめんね」と繰り返し言い聞かせてやっと普通に戻ったが、
「3を僕が見ておくから」ということはもう後数年先までないと思われる。