普通学級 通級 特殊学級

m-and-m2009-03-04

(「障害」で検索されて 見にこられるかたもあるようなので
まとめてみました)

うちの子は、小学校入学時に、「特殊学級(現在の呼び名は特別支援学級ですね)に行くのがふさわしい」みたいな通知をもらい、特殊学級に行っています。
状況により、普通学級にお邪魔しています(交流といいます)。
行事などは、練習も含め、ほぼ普通学級に居ます。
それで特に問題は無かったと思います。

二歳で文字を覚えて、入学前にも細かい知識がいっぱいあるようにも見えたわが子を、
特殊学級に行かせるのは 非常に抵抗がありました。
見学に行っても、ボウリング遊びのようなことをしていて…

すでにできることをわざわざゆっくりやる必要があるのかな…
補助が必要なら通級でいいのでは…


でも 私も気持ちはそうでも、1号は、普通の30人学級に(幼稚園の間だけでも)いるのはもう限界だったんだな、と今では思います。

親の意見として、無理を通して普通学級にいけたとしても、1に関しては、どこかで本人がつぶれる(学校自体に近寄らなくなる)確率が大きかったのではないかと思います。

同じ年齢になった二号と比べてしまうと、
あ〜これは無理だったな
親の欲目、自分には無いつもりで居たけど、ずいぶんあったんだな
と思います。


うちの子はですが、特殊学級に行ってよかったと思います。

一番よかったのは、自分の居場所があるという安心感だったと思います。

行動や感情がずいぶん落ち着いてからは、普通学級にも自分から行くようになったようです。
最初は、「一人だけういている」「面倒見てもらってる」感じだったのですが、
それも まだありますが、だんだん薄くなっていきました。

高学年になると、友達のまた友達と仲良くしたり あこがれたりもあったようです。

特殊学級は、縦割りというか、学年の違う子供たちがいるのもいいです。

低学年のときには、大きい子達を見て 何年生は習字がある、リコーダーがある、裁縫がある、組み体操がある、と心の準備ができるし、
高学年になると、したの子たちが とても、かわいいようです。
(学年を超えて もめたり喧嘩もありますが それも貴重な経験)

普通学級で笛の練習についていけないとかを、特殊学級で個別に見てもらえたりもありました。

特殊学級にもうまく乗れたし、普通学級も ちょうどいい程度の刺激になったと思います。

それは、それぞれの先生たちやクラスメイトのおかげが大きかったと思います。

「なぜ、就学前に振り分けができるんだろう、こんな小さなうちに決めてしまえるの??手がかかる子が邪魔だから隔離したいの?」と思ったのですが、自分が見た範囲では、ある程度の根拠があって就学時の判定がされているんだなと思います。
その子に合った補助の仕方があるんだなと…(それができる先生に当たるかどうかは運しだいというのもありますが。先生については長くなるのでまた別に。)


手に負えないから排除するという意味ではなくて 本人のためというのも確かにあると…
(普通学級から特殊に移ってきたお子さんを見てもそう思いました。)

特殊学級がイヤだな…と思ったことが申し訳ないです。
6年前の私に「特殊で良いんだってば!」といってみたいですね。


**だからといって、ほかの方に「特殊がいいですよ!」と、お勧めするわけではないので、
ただの感想ですが…

さて、中学校もこのまま特殊学級に行くとして、そのあとどうしましょう…
高校では、養護学校(現在の呼び方は特別支援学校)に行くか、あれば、夜間学校に行くか、
それとも何か修行??

10年後の私よ、戻ってきて アドバイスしてくれたらいいのに。