同じことでも

1号は、にきびがひどいのである。

もう何ヶ月も、揚げ物はほとんど作っていないし、

チョコレートもほとんど食べてないし、

もちろん顔もまめに洗っている。


下級生たちから色々聞かれたり、からかわれたり、ひどい言葉を言われたり、、、大人たちも (好意からではありますが)あまりににきびに関して色々コメントするので、
1号はすっかりうんざりしている様子。

もちろん1号も、去年ごろは、

「○さんや○くんの、顔の、ぶつぶつ、なに?」
といっていたのですが本人は忘れているみたい。


先日は、久しぶりに会った友達も にきびがいっぱいあったので
あとで家で、「言ったらいけないかも知れないけど。
同じように、にきびがひどい人がいてほっとした、その人と二人でいれば、にきびって言われなくて済むから」といっていた。

先日1号がすっかりにきびに対して苦情を言うのを聞いていたら

「そのぶつぶつ、自分でも、きもくないのかよ?」

といった子がいたらしい。

好きでなってるわけでもないのだから、ほっといてくれって感じ。

一方、

「大丈夫?痛くない?痛そうなのがかわいそうね」

といってくれた小さい子もいたらしい。

同じ にきびのことを言うのでも、言う人の器量がでるもんなんだなあと、
口の悪いわたしも ちょこっと反省した。

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二号が「今日、友達に、お兄ちゃんのこと、「何で?」って聞かれたよ」

というので、

(トウトウ、障害のことはなすとき?)

と身構えつつ、「どう聞かれたの?」といったら

「「顔のぶつぶつなんで?」って言われた!「にきびよ、なんでだかは、知らんし!」って答えた」

といっていた。

ああ、そっちねー。