あたらしいとこやさん

以前すんでたところで、1号には行きつけの床屋さんがあり、
そこの(決まったお気に入りの人がいる)おじさんは
しつこい1号を うま〜く相手してくれた。

2年くらいは一緒についていったが、その後は、
「そろそろ伸びてきたから ○さんとこに行く」と言い出すので、
1000円渡せば 1号は自分から喜んできってもらいに行くのだった。


今回、引越し先にも安い理髪店があり、二人で試しに行ってみた。


こんな大きな体でお年頃の男の子が親と来るのはおかしいと思われたのか、
1号が ややどもるのでか、

おじさんは私に「どういう風にします?」と聞かれる。


髪を洗ってもらうのは初めてだった(いつも「いいです」と断る)が、
今回は おじさんと1との会話がかみ合わず、断ったのに洗ってもらうことになったようだった。

1は、戸惑いつつ うまく言うことを聞いて洗ってもらっていた。


店を出た後で、「大丈夫だった?」と聞いたら

「さいごに、髪を洗ってもらうと、ちくちくしないし、髪の毛を家で洗わなくていい(いつも帰ってすぐ チクチクが不愉快で自分でシャワーしていた)から

楽チンだね!

今度もあそこに切って貰いに行くし、洗ってもらおうっと!

おじさんは、オレのことかわいがってくれるかな?」

といっている。




なんだろう??


あんなに引越しを不安がっていた1だけど、
何をするにも手探りでそれは1の不安を増すはずだけど、

どう見ても1の機嫌はよい。


田舎に来て のんびりと人が少なくなった(ぶつかったり、待たされたりが減る)ので、機嫌がいいのかな??


1が穏やかにニコニコしてるのでうれしい。