普通学級によくお邪魔し、たまに一人支援学級の先生が横についている、
1号に聞いてみた。(これまでは、普通学級にはほとんどお邪魔せず、
普通学級にいるときも 先生の補助は、なしだったので)
「ねえ、特別扱いというか、自分だけ 先生が横におって補助されてるというのはどう?
”いや”とか、”みんなと同じがいい”、とかある?」
1号「ないね、先生がいないときには、
”手伝って〜””だれか〜〜”って思うね。」
ふうん
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ある日の通学途中
1号の自転車の荷紐が外れ、後輪に絡まって、自転車が動かなくなってしまったそうで。
1号は(彼曰く)わ〜〜!!!!っとなり、
「すみません、たすけて!」と通行人に声をかけたそう。
最初の人は若い女性で、「ごめんね、急いでるから」といっていってしまったと。(まあそうよね、朝の通勤時間だもの)
次の方は、主婦の人で、まあどうしましょう、と手伝ってくれたんだけど、結局どうにもならなくて、
「ごめんね、わたしもこれから○に行くところなの」ということで、
別の主婦の方に声をかけてくれたのだそう。
結局1号は、荷紐が絡まったまま、後輪を上げて
学校まで自転車を運んだそう。
ぎりぎり遅刻は免れたらしい。
「えーっと、あんた いつも、筆箱に、はさみを、いれてるやん、
カッターも入れてるよね、
荷紐、自分で切ればいいのに。
それか、自転車を 邪魔にならないように、
道路わきに停めて、鍵をかけて歩いていくんだよ、次からはね」
1号「わ〜!!ってなってたから気がつかなくて」
「でしょうね、まあ、”わ〜〜ってならないこと!”というのを
思い出せれば、何とかなると思うんだけどね。それで、助けてくれた人の名前は聞いたの」
「うんきいた、○○さんという、**(所属先)の人だって」
ふ〜〜む
パニックの様子も、大声の奇声、というまでではなく、
どうも、ぐるぐる回って「こまった、こまった」とか何かつぶやく程度のあわてぶりだった模様。
相手の名前を聞ける余裕があったなら、パニック!というほどでもなかったと思いたい。
そして その朝「荷紐、きっちりまいとかないと、崩れるからね、こうやるんだよ。」といいつつ
巻いたのは私だった。
…