自閉症 2歳 つらい
という検索ワードでここに来られた方がいらっしゃるようで。
1号は6歳のときに自閉症と診断されたわけですが、
赤ちゃんのときから、ぐにゃっとしたかんじで、首据わりも遅く、お座りもたつのも・・・運動発達は全体に遅く、
検診の度に『要観察』はんこを押されてましたし
(何をどう観察したらいいかわかりませんでしたが)
人になつかず、2さいころから、おかしいおかしい・・とは言われてました。
ごくごく少数の人が、好意的に「この子は集中力があるのね(同じおもちゃで何時間も遊ぶので)」「大器晩成なんだよ」「いい子じゃないか、どこが悪いって言うんだい?」といってはくれましたが・・・不思議と そういう人にはなついてました。嗅ぎ分けていたようではあります。
まあそれは1割くらいの方で、
9割くらいは「育て方が悪い!」「あんた(私)が神経質だから!」
逆に「ほったらかしすぎるから!」(←↑どうせいっちゅーねん)
まあ、子ども本人のことより、周りからの決め付けたような非難のほうが苦しかったですね・・・
まあ今でも言われるけど、もう気にしないようにしています。
・・・そういう人も1号をうまく扱えはしなかったので、いいんですけどね。
なんだかんだと、悪くいう人は、助けてくれる人ではない のでね。
いわせときゃあいいんです。言ってる本人もきっと幸せではないのだろうし。
いまは本人も私(親)も幸せに生きています。
非難してくる人に心を割くよりも、
自閉症である人たちと付き合うほうがうんと楽しいことに気がついたし・・・
信じがたいことですが、自閉症に理解を示してくれたり 大事にしてくださる人もいますのでね・・・
そちらと楽しくやればいいので・・・
全世界に自閉症を理解してもらわなくてもいいわ、と私は思ってます。
(そうおもってないと、ねえ・・・)
行動の極端さは減ってきていても、根本的に1号の自閉症が治ったわけではありませんし、この先どうなるかもわかりませんけど。
一番つらかったのは。。。
自閉症です、といわれる診断の前夜が一番不安でしたし、
言われた直後もかなり怒りを感じ「普通と違うってそんなにも悪いこと!?」と思い、
「これで人生終わったな」「だんなとも、離婚だろうし」と絶望もしました。
そのころでも、もともと1号に好意的に言ってくれてた人たちは、
「私は自閉症がなんだかわからんけど!
1号は1号として いままでと同じに接していくから」
診断されたからといって、本人は 何も変わってないんです」
「本人の好きなことを見つけて、いいトコを伸ばしてあげてね」
「自閉症では、ないと思うよ」
といってくれました。
そういう言葉も、当時は私は受け入れられなかったのですが、
今となってはありがたいばかりです。