若い頃から疑問だった。
恋は生殖のためにあるのだから、生殖不可能年齢になったら恋的なものはなくなるはず…
なのに
なんで年取った人が若い人にストーカーしたり
チジョウノモツレで云々とかするの?と
気持ち悪いじゃん…と
これは年取ったらどう言うことかわかるんじゃないかと思ってた
今
年取ったので…まとめてみますと
生殖不可能年齢になってもなぜか恋心は残ります
なぜかはわかりません
若い人のことは
どんなにブサイクでもめちゃくちゃキレイに見えます。髪のうねりがどうとか一重が厚ぼったいとか足が太いだのの些細な美醜を言ってる人のほうがわけがわからない、と思うくらいどんな子も眩しく輝いています…男女問わず輝いています…
理性では、若い人は年寄りにチヤホヤされたら戸惑うし迷惑だろうなと知っているので、距離を取ります。でも輝いて見えてます。
同時に、年取った者同士もキレイに見えます。
コレがまたすごい不思議。
若い頃は高齢者はボロっぽく見えていたのに…
正直に、キレイに見えます。
は~
そうだったのかあー
という気持ちです。
ただし、高齢者は持ってる未来の量が若い人とは違うので、若い人の時間を取っては行けないなあと思うから若い人には近づきません。
高齢者同士でも、あの人(同年代でもちょっと上でも)いいよね~カッコいいよ~などと言い合います
若い頃は(ステキな異性を巡る)ライバルだった同性も、同士みたいに共感できるイイ関係に。
余りある愛情はドラマ鑑賞や犬猫に向けられたりアイドルや俳優に向けられるようです。
現実の人に向けると差し障りが出るからです
犬も猫もとりもみんな可愛く見えます。
生き物全体が愛おしいが
厄介なことに
それとは別個に恋心もある
これがまた厄介なような
それとも(付き合いたいわけではないのに)生きる楽しみにもなるような
というのが50代になった自分の正直なところです
若い人が知ったら気持ち悪がるんだろうなあ~
かつて自分がそう思ってたように。
私にも各所に…この人いいなあと思う人達が居て
この人たちが今後どういう人になっていくんだろうと
眺めたり
カワイイわあ…と胸がズッキューンとなったりしているわけです。そしてそれを悟られてはならない。
そんで、この余りある愛を受けとめてモフモフさせてくれる大型犬飼いたいわあ~と思ったりしています