親の期待、子供の能力、子どもの居場所、、、

どこの地域もそうかどうかは不明だけども、
このあたりは、

1、普通学校の普通学級
2、普通学校、普通学級にいて、+通級指導をつける
3、普通学校の、特殊学級に在籍、普通学級に出張みたいな形で授業を受けることもある
4、養護学校

試験を受けて、私立学校に行く

という選択肢があるらしい。

1号は現在、3。
小学校に上がる際、けんしんのようなものと、判定を受け、
「お宅のお子さんはここが適切と思われます。」
という通知をもらう。

私は当時、1か、2かなっと思ってたのでびっくりしたっけ。

もちろん、最終的には親の意向で、どこに行くか、きめられるということになっている。

「この判定を受ける検診自体に反対する」というテもあるんだろうし、
一部には、「すべての子どもを普通学級に!」という運動もあるらしい。
基本的に普通学級にいて、何かあった時に特殊に、という地域もあると聞く。

自分の子供のかたちをよく知った上で、私立に行かせるというてもある。


普通の子じゃない、というレッテルを貼ってしまうのが怖かったのもあり、
特殊行きを渋ってる私たちに、ある病院の先生が、

「1号君に生まれつきの障害があることは たいした問題じゃないんです。
ただ、そのことで彼が、二次的に、受ける問題のほうがはるかに大きいです。
たいていの場合、二次的な問題はひどくこじれています。本人も深く傷ついています。
そこで、あ、これはまずかったとおもって来院されても、そのとき子どもさんも大きくなってるし、劣等感なども深くなっていて、何年もかかってしまいます。

せっかく、障害がわかったのだから、彼の居場所、彼にとって落ち着ける場所に行かせるほうがいいと思います。

いま、無理させるより、落ち着いて状況がよくなり、その場にあわないと感じたら、
また ふさわしい場所を、考え直せばいいとおもうんです」

といってくださった。


現在、特殊学級での指導にも そこそこ乗れていて、
本人はいたってハッピーで、学校だいすき!
、、、

という状況、
数年前の、普通の幼稚園には全く通えなくなって情緒的にも荒れ放題だったことを思い出すと、
「これでよかったんだ、思い切ってよかった」という安心がある。

でも一方で、
普通学級に入れても、これだけの落ち着きか、もっと、いい刺激を受けられたんじゃないか、本人も 成長するんだから、もっと体力というか そういうものが自然についてたんじゃないか、早急に 障害児!という枠をはめてしまったんじゃないか、
と思うときもある。(1号よりも 困難そうなお子さんが すごく雰囲気が変わって、
普通学級でよい状況にある と聞いたりしたときは正直、うちもそうすべきだったんじゃないか、と心騒ぐことも。)

逆に、親が「是非に」と普通学級を選択し、やっぱり子どものほうが不安定になって
特殊にくる、そのときは行動も情緒も荒れている、というケースも見る。
そういうお子さんを見ると、「最初から 特殊にいて、小さなことから、
ゆっくり積み上げていたほうがよかったのでは」と感じたり、、、、。

人のお子さんのことだと「子どものためにはその子にあった環境のほうがいいのだろうな」と思っても、自分の子、となるとどうにも。