二号は、ごみ出しのアルバイトを一回１０円でして お菓子を買ったり、ゴーカートに乗ったりに使っているが、
１号は乗ってこない。
手伝いはまあしてくれるけど、お駄賃を上げても そこらにほおって置く、
お金の意味はいまいちわかっていないらしい。
その１号が、
「僕は、白いページがたくさんある自由帳が欲しい、それで漫画本を作るから」
といいだす。
私「自由帳は、どこに売ってるの」
１号「ダイソー（１００円ショップ）」
私「いくらなの」
１「１００えん」
わたし「違うよ、税金がかかるので、１０５円だよ。あんた、お金持ってんの？」
１「いや、ない、でも欲しいの」
私「んー、もし、仕事を手伝ってくれたらお駄賃をためて 買えるんじゃないの？」
１「じゃあ僕 金魚のえさ槍と、部屋を自分で掃除する」
私「自分の部屋の掃除とか、金魚のえさは、もともと、あんたの仕事でしょ、
それじゃお金は上げられない、
けど、私の仕事をやってくれたらあげれる。どうする？
一回２０円のが何回で１００円になる？」
１「５かい」
私「５個仕事するだけならすぐだよ。どう？」
１「する」
まず、おふろ掃除で２０円。
新聞紙を集めて整理で（大変なので）５０円。
食器を洗ってくれて、２０円。
私「あといくら足りない？」
１「１５えん」
私「んー、１５円の仕事ね、じゃ靴揃えする？」
靴揃えは、二号の無料のお仕事だけど今回は１号に頼んだ。
そのお金を持って うれしそうに自由帳を買いに行きました。
実際の足し算引き算も役に立てたし、
これを拡大できれば、「社会でお父さんがやってることと同じだ
（働いて給料を得る、責任もあるがやりがいもある」」と教えられるんじゃないかと
少し期待してます。
