本「自閉症」

玉井収介 著 「自閉症」 
講談社

http://shinshomap.info/book/4061456970.html

上の本は、
3年半ほど前でしょうか、診断がついてがっくりしてるときに 一般の書店で見つけた本です。
しばらくは、読む勇気がなかった。


でも、著者が、自閉症の子どもを見下さない姿勢で 
真剣に向き合ってくれているのを感じますし、

自閉症は、今のところ治らないが、細い道筋はある」とかかれてるのにすごく勇気が出ました。

当時、うちの子だけがヘンと幼稚園でいわれ、
ほかの自閉症児を見たことがなかったので、症例などもとても参考になりました。


自閉症のこどもが、登校拒否とか、人付き合いを「避ける」子どもとどう違うのか
(「避ける」、どころか、関係を「もてない」「もつ必要を本人が感じないようだ→だから言葉が遅れる、言葉があっても、言葉を コミュニケーションの道具としてではなく、おもちゃのように扱う」のが問題だということでした)


そのころ、二号も、ヨチヨチ歩き、言葉は 単語程度しかありませんでしたが、
全身で、ジェスチャーを使って表現して、かかわりたい要求いっぱいだったので、
ナルホド、と思ったものです。


そのときは、自閉症のさまざまな症状が、「うちの子にはあんまり当てはまらないな」と思ったものですが、
時がたつにつれ、本の症例にあったことと おんなじことをはじめたりするので、
やっぱり、と思ったり。