図書館に行くと、自閉症関連の本が多くなってることに気がつく。
普通の本を読んでいても、「自閉症」の文字が結構見つかるようになった。
1号がそう診断された7年前は、ほとんど見当たらなかったと思うのだけど。
(自分が気がつかなかっただけかも?)
「自閉症の息子デーンがくれた贈り物」
オーストラリアの、自閉症の息子さんを育てた家族の本らしい。
自閉症関連の本は、興味もあり、(1号や自分のいやな経験を思い)息苦しくなってしまうこともあり、結構読むには勇気がいる。
ただこの本は、表紙が、本当にいい感じの笑顔の青年とお母さんと思われる写真だったので、
いいヒントになるかもしれない、と思って読み始めた。
幼少時の記述は、程度の差があれ、1号のこと みて書いたのかというほど似ている。
程度の差。。。が大問題なんだろうとも思うけど。
同じ「かんしゃく」でも、大声を上げて物を壊しまくるほどのかんしゃく(この本のデーンはそうでした)か、
つばを吐いてせいぜい悪態の限りをつくす(1号) くらいのかんしゃくかで、
家族の受ける痛みも違うのだろうし。
(でもかんしゃくのきっかけなどはホントそっくりなのだ)
家族や周りも、手探りで、傷つくのもしょっちゅう、絶望するのもしょっちゅう、
心無い言葉に憤り。。。
遠くに チラッと見える光をたまに感じたりも、して。。。
改めて、自閉症は困難な障害だし、その中で生きている本人のことを
「たいしたことをやってるんだよなあ」と尊敬します。