二号は、ようちえんがだいすきだ。
朝のダンスで、うれしくて踊りまくって転ぶほどすき。
毎日、折り紙や空き箱の工作を袋いっぱい持って帰ってくる。
手も服も、ペンや絵の具で虹色をしている。
「帽子のゴムが伸びてたから 先生が縫って直してくれたの」、と嬉しそうに言う。
ポケットから、砂や、団子むしや、どんぐりや、貝殻や、はっぱが
いっぱい出てくる。
私も だいすきなんですけどね、二号のようちえん。
決して今風ではないけれど、暖かい、居心地のよいようちえんです。
1号は そこには いっていないのだけど、
1号も二号幼稚園が大好きなようです。
先生方も、1号を名前で呼んで 卒園生と同じようにかわいがってくれます。
歯医者の助手のお姉さん、小、中学校のこどもたち、そのお父さんお母さん、いろんなところで、二号の名札を見て、
「あら!私も!同じ ようちえんだったのよー」「○先生元気?何組み?」ときいてくる。
昨日、二号が、先生に、
「このようちえんは いいようちえんね!」といったらしい。
「あらー、そう?ありがとう、」と答えてくれたらしい。
4−5歳児にそんな風にいわれて、先生もちょっと、びっくりしたかも。