伝言板


1号の、漢字の足し算が手ごわくなってきたので、
紙に書かないと解けない。

紙だと散らかるので、
100円ショップで、小さいホワイトボードとペンを買ってきて、
手元において 漢字テストに応じることにした。

ところが それが1号のつぼにはまったらしく、
ホワイトボードは 部屋に持っていかれてしまった。

ベッドにかけて、
先生ごっこをしている。

「お母さん、先生になって、問題書いてヌイグルミたちに教えてやって」

そのうち、1号からも、問題が いくつかかかれるようになった。

1号が留守のときに、私が解いておくと、採点されている。

今度は逆に、また別の問題を書いておいてほしいらしい。

テストの交換日記のようなものになった。