ちゃんとしたものを売っている

もう、アメリカから帰って、5年?6年?になります。

最近、元住んでいたところの様子を聞いてびっくり。

大手スーパーが二件閉店したそう。

有名チェーンです。

「二個買うと一個ただ!」みたいな広告がバンバン出ていて、

どでかいカートに、みんな、食品満載で買い物してましたっけ。



ところが、私は車も持ってなかったし、

1号を載せたベビーカーを押しながら、
誰も歩いてないきれいな舗装道路を、てくてく歩いて、
ファーマーズマーケットか、近所の商店に行ってたのでした。

(だんなが運転してくれるか、友達が載せてくれれば、アジア系のマーケットにいけるけど、それは月に一回くらい)


そこの商店は、本当に小さい店で、駐車場も数台分、商品の値段も高いのですが、美味しいものばかりがあって、
何を買っても、「おいしいなあ、、、!」と感動してました。

お肉コーナーには白衣のおじさんがいて、
「ベーコンを1パウンド」
などと話さなければ買えません。

わたしの発音がヘンで、頼んだものとは違うものを包んでもらってしまうことも。

レジのお姉さんは1号を憶えてくれて、
どうも1号はこのお姉さんが好きになり、
一緒に写真を撮ってもらったりもしました。(後に、このお姉さんは 実は3人の子持ちと判明、1号の熱が瞬時に冷めたのが笑えた)

いまでも、「あの店が近所にあれば いいのに」と思う、あそこでしか買えない、欲しい商品があります。

その小さい商店は、まだあるのだそうです。

すごく儲かってもいなかったでしょうけど、損しない程度の利益が出てるのでしょう、
きっと、固定ファンが一定数 いるのでしょう。

不思議なんだけど、安売りの店にいる人ほど体格が大きい。
ピザやさんにいる(テイクアウトを店内で待ってる)人は、やっぱりでっかいし、
有機食品の店にいる人は細い人が多かったような、、、。

日本でもそうかも。



私も、もしお店をすることがあれば、小さい店で、
高すぎず やすすぎずの物を売りたいな。