まあ、そんなこともあるでしょうね

公園に行ったら、二号の顔見知りらしい男の子が近づいてきた。
「この葉っぱすごいでしょー」と見せに来たらしい。

二人で 芝生にねっころがって、なにやらしゃべっている。

後で迎えに行ったら、「もうちょっと一緒にいようよ」といっていた。

「かわいい子ね、名前知ってるの?」

二「うん、おんなじとし、前から知り合い。

でもあのこ、オニイチャンが嫌いなんだって」

「ふーん、キョウダイで喧嘩するんだ」

ニ「ううん、キョウダイじゃなくて、ウチのオニイチャンが嫌いなんだって言ったのよ。
オニイチャンがへんなことを言うから意味がわからないからイヤだって」

この場に1号は居て、表情もなく聞いている様子。

うーん、これから、こういうこと、ふえるんだろうなあ。

私が おたおたしちゃいけないんだろうなあ。


「ふーん、好き嫌いは自由だからね。

でも、そのこは、オニイチャンがいるとこで そういったわけじゃないよね。

嫌いは自由だけど、本人がいる前では言わないほうがいいんじゃないかな?
オニイチャンのトモダチがもし、二号が嫌いって言ったよって言うと悲しくない?



オニイチャンは変わってるから、よく知らないこは、嫌いだって言う子もいるのかもね。

人と違うことを嫌う人はいるんだよ。私は好きだけどね。」