山崎豊子さん

私は、本が好きだけど、
日本の作家のはあんまり読んでない。

なぜかというと、読んでも、よくわからないから。
(共感できない)

太宰治夏目漱石とか、何度読んでもよくわからない。

なんでそんなに悩んでるんだろうとか。
まあ、子どもが、共感できるような内容じゃなかったんだろうと思うけど。


昔から、「大草原の小さな家」だの、若草物語だの、
世界の名作全集だの読んでました。
アメリカの素朴な時代のものや、ロシア、中国モノが好きでした)

今でも、そういうものが好き。とりあえず、私でも、なにが書いてあるかわかるもの。


ところが、だんなが ぽつぽつ 本を買って来るようになり、つられて読んだ。

だんなは海外ものは読まないので、
日本の推理小説とか ドラマ化、映画化された話題作、とかを読むのですが、

そのなかに、「沈まぬ太陽山崎豊子があった。

読みながら怒ったり悔しくなったり怖くなったりして、

これはすごいなあ、よくこんなこと書いて 訴えられたり、刺されたりしないのかなあと思いつつ、

「二つの祖国」、「白い巨塔」も「昔〜親がテレビドラマで、見てたなあ」と思いつつ読んで、

とても、面白かった。古く感じない!


その後に、「大地の子

あらー!数年前、繰り返しテレビドラマでやってて、
正視できずに 泣きつつ消したっけ、
陸一心の養父が 夢にまで出たっけ、


これもこの人が書いていたんだ!


それから 初期のものやらいろいろ、ほぼ全部読んだと思う。
初期のものも、やっぱり面白かったけど、

時代が下るほど(作者が年をとるほど)いいものがかけてるって すごいな!