ねぐずり

夜の7時から ちびっ子3号が寝てしまった。

このまま 朝まで寝るなら無問題ですが。



みなが寝静まった夜10時ころ、3は、パッチリとお目眼を覚ましました。

そこから寝かせようとしても、なき狂って二段ベッドから飛び降りようとします…


1時間ほど 歌ったり本を暗誦したり なでたりさすったり、格闘しましたが
泣き止みません。
忍者ハットリくんの弟といっていいほどの大音量です。


これでは 近所に迷惑だし 虐待と間違われるんじゃないかというほど 泣くし

わたしもカッとなりそうだったので、3をつれて台所に入り、
お湯を沸かして紅茶を飲みました。

ずぼらして、ティーバッグを入れたまま飲んでいると
3号が紐を引いて取り出し、
ゴミ袋に入れてくれました。

ゆかにたれた紅茶のしみを、自分の服を引っ張って拭こうとしてます。


数日前まで、ゴミ袋はあらし放題、お茶ガラなどを引っ張り出して食べたりしていた子がね…
これで私の機嫌も和んでしまったので、



もう、起きて一緒に家事をすることにしました。

電気をつけると起きる人がいるので、うす暗い中で、
干草みたいに小積んでいた洗濯物を 一緒にたたみ 運んで仕舞い、
食器を片付け
古新聞を整理し
いただいたまま小積んでいたお古のお洋服を分類し
逆に、2,3号たちに入らなくなった服を お古ボックスに回し

3も、いそいそと働きます。
これは、 数年は、いい小間使いになりそうです。

カーテンのすきまからもれる 満月の光がきれいなので、

「月が丸いね」

と開けて3に見せようとしたら

カーテンのすそをつかんだまま、床に転がって眠っていました。