お別れの言葉を貰ったようで


数年間、1号とクラスが同じ子のおかあさん(=Aさんとする)と会った。
そのかたは、私よりも年下で、(とっつきにくいが いい人で間違いなかろう) とひそかに踏んでいる。


私はアルコールが飲めないんだけど、彼女は少々飲んでいて、
普段より、人懐っこかった。


Aさん「mmさーん、人、嫌いでしょー」

「う〜ん、嫌いじゃないです。

ただ、どうしていいかわからないので、一人でいるほうがラクなんでつい。

1と同じで。」


Aさん「なーんか、寂しいなあ。もっと、話したりできたんじゃないかっと思って」

「Aさんこそ、いつも忙しそうで、なかなか、ね」

Aさん「ね〜、1君を、あんまり怒んないで上げて。

mmさんがね、いらっとしてるのみてると、つらいんですよ。」


「うーん、そんなに怒ってるかなあ。」

Aさん「いらっとするのはわかるんですけどね…」


周りの人がそう思うのなら申し訳ないかな。


Aさん「mmさんたち、引っ越すって聞いて。
子どもたちも、これからもずーっと一緒だと思ってたから寂しくなって」


「えっと、引っ越すのは引っ越すんですけど、




まだあと2年くらい先です…」




Aさん「えっ」


。。。。。。。。。。気まずい空気。




でも、いいにくいことを、お別れだと思ってエイやっといってくれたのかな?
と思って少しニヤニヤしてしまった。


家で1号に向かって、
「Aさんがね、私に、 『1君をあんまりしからないで、叱り過ぎ』っていってたよ」

1は無表情で、

「んっ。

Aさんがそういったと聞いて、俺は、心が嬉しいきがした。

今度会った時に、お礼を言うんだ。」


んー、やっぱり叱り過ぎてる模様。

恥ずかしながら、自分ではそんなふうには、露ほども思ってなかったんです。

幼稚園でも「しつけが甘い」と言われたし、

小学校に入学したてのころも、特殊学級の別のお母さんに、「1号君って、失礼だよね。お母さん見てると、口調がそっくりで、1君が失礼なわけがよくわかりました」
といわれて(おおっ、特殊学級でも浮くくらい失礼なのか!)とショックを受けたこともあって、
1の失礼な言動には かなりうるさく言ったことは認める。

でも、それは教えてるだけであって、怒ってるつもりじゃなくて…って、ここで言い訳してどうする。