学校の校庭に、ブランコがあるそうな。
が、いつも人気があり、乗れないそうな。
上二人がそういうことを言うので、
ブランコのある公園に子ども3人連れて行った。
最近出来た公園には ブランコはないし、
(床がゴムっぽくなり、ゆるい角度の滑り台があるくらい)
砂場も、多分猫対策?どこにもなくなっている。
昔の 回転遊具がさび付いていそうな公園は
区画整理でなくなる一方。
学校の校庭も、何かスポーツの練習がハードにあっており、
よちよちが横切ると邪魔になりそうな感じ。
「子供がすくなくて、ホームレスもいなくて、砂に猫の忘れ物もない公園リスト」が私にはある。リストは減るばかりだけど。
たまに3をつれてウロウロするので。
ブランコ
子ども3人にブランコ二つ。
やんやの取り合いになる。
3号を一人でつれてきても、さほど乗りたがらないのに。
人が乗ってると乗りたくなるものらしい。
「順番だよ」「滑り台いこ」、というのを振り切って、
1号がこいでるブランコに 3が飛び込む。
3はごっちんと頭を打った。
1は青ざめてブランコをおり、おろおろと慰めている。
1号は 砂に山を作ったりトンネルを掘ったりし始めた。
3号のもってきたミニカーを借りて走らせていると、おこった3が突進して奪い返す。
たまに、1号の顔見知りが 公園のそばを通ったり、サッカーの練習してたり、
輪を作ってゲーム機を持ち寄ったりしている。
1号はそれを見るだけで嬉しいのらしい。
あの子は学校のクラブで一緒の子、あの子は委員会で一緒の子、あの子は運動会のときに同じ班だった子、と喜んでいる。
うれしそうに、挨拶をしたりするが、近寄ったりはしなくて、自分の好きな ブランコや、
穴掘りをしている。
わ〜なんか、やっぱり同年代と比べると、1は、ずいぶん幼いなあ
とこっそり思う。