3さいころ、駄菓子の「当たり」に執着していた二号。
(1号は 当たりの事に興味がなく、見もせずに捨ててた)
あたりが出ると、いそいそと駄菓子屋さんに行くのだった。
そして、当たり券と一緒に、お金を出すのだった。
「お金は いらないよ」とお店の人にいわれても、私が言っても、聞かないのだった。
今、そのときのことを二号は話す。
「わたしね、あたりというのは、「もう一回買いに行っていいよという許し(=権利?)」のことだと思い込んでたと。
まさか、「あたり=お金がただになる」とは、しらなかったとよ。」
ああ、そうだったんですか