白菜ブーム

親類の人が、おいしいトリのダシを下さった。

親鳥を、圧力鍋で 水と塩を入れて、煮出したもの。

ゴールデンな いかにもうまそうなだし。


「煮出したあとは 肉が少ーしやわらかくなるので、
細かく刻んで、鳥飯などにしてもいいよ」、と。

実は この親類が、作られる 料理の味付けが 私には一番おいしい。


ちなみに、だんなは、自分の実家のより、この親類の味より、
なぜか、(私の)母の味付けが一番おいしいという。

味の好みは不思議だ。

1号は、同様にこの親類の味が好きである。



その いただいた だしと白菜を煮てコソコソ食べてたら

1号「俺、白菜、食べれるかも、
前、うどん屋で、なべやきうどんに はくさい はいってたけど
だいじょうぶだったから」


ちょっと味見させたら うまいうまいと全部食べてしまった。


そこから白菜ブームが始まり、
ちゃんこの白菜もおいしかったし、
「クリーム煮も作ってくれ」というので、

毎日のように白菜を買ってきている。

「おれ、ずっと白菜がきらいで、口に入ると吐き出しそうに思っていたけど、心からそんしてたと思うよ。
食べておけばよかった。後悔してるよ」

というので

「これからの人生長いんだから、いくらでも食べられるよ」と慰めておく。

ここ1,2年は、ほとんど偏食がなくなっていたし、もう1号の準備はできてると確信していたので、
「白菜って、苦くも えぐくも なくて、だしの味がしみて本当においしいんだよ」といい続けては来たのだけど、
彼は自分から希望しなければ、食べないので、無理強いはできなかったのだ。


ベーコンとホワイトシチューで煮たのは、まずくはなかったけど正直微妙、だったが、1号にはウマかったらしい。

ホワイトシチューのコマーシャルで見たらしい。