ぽこちょこさん

これはうちの父の発明でしょうか?
それともどこの親もするもの??

人差し指と中指の二本を足にして、
「ぽこちょこ」と (指が)歩いて移動し、赤ん坊をくすぐります。



1号だけが、異常にくすぐりが嫌いなので、せっかくうちの父がしてくれたときは、泣いて怒ったのですが、


私が気に入って食いつきました。

「ぽこちょこさんがあそびにきました、

ぽこちょこちょこちょこ〜」

とうろつきまわらせます。


二号3号には、「ぽこちょこさん」として大人気です。

「ぽこちょこさん呼んで〜〜」といつもうるさいほどです。



ぽこちょこさん「3ちゃん、きょうはるすだったねえ。

なにしてあそんだんだい?」



3「ぽこちょこさん、きょうねえ。

親の会の話し合いがあって、ぼくもついてったので おうちが

るすだったと。

いすを出したり、コップを運んだり、てつだいがいっぱいあって

ぼくはいそがしかった!

僕のセーターをほめてくれた人がたくさんいたと。

セーターはお父さんのお下がりで、みんな、もようが懐かしいって。

はなしあいの、つくえに、おやつがたくさんでたの・

そのおやつが残ったので、何人かで分けて、お土産にもらって帰ってきて、いーっぱい、食べたんだよ!」


という所帯じみた報告までしてました。

私には、幼稚園であったことの報告は「しらん」「忘れた」「ヒミツ」と面倒がって、しないくせに。ぽこちょこさんには逐一報告する。