と聞いてきた。
小学校になり、クラスに、支援学級のお友達もいるので、自然とそう思ったらしい
「障害というのもいろいろあって、お兄ちゃんの障害は軽いみたいよ。
コミュニケーションの障害というか…
言葉は話せるんだけど微妙に浮いてるというか…」
「ぼくのクラスの支援学級の子は、浮いていないよ。沈んでるよ(「溶け込んでる」、の意味と思われる)
「昨日、昔のビデオみてたらさ、お兄ちゃんが小6くらいのがうつってて…
”おかあさん、””こんなはずじゃなかった””ってどういういみ?”ってしつこく聞いてるのがうつってたの。
2号は2年生だけどそういう意味わかる?」
「わかるよ。
思ってたのと違う、がっかりみたいなことでしょ」
「なんでそういう言葉を知ってる?」
「漫画で見たかもしれないけどなんでかわからないけど知ってる」
「だよね、普通は、言葉って、自然に覚える。こんなはずじゃなかった、という言葉も、どういう場面で言われたかによって内容が違うよね。
でもお兄ちゃんは、辞書を読んで覚えるから、今はつかわない古めかしい言い方を本気で使ったり、”この言葉、知らないの?辞書に書いてあるよ”というよね?
それって、自然に使ってる言葉を覚えられなくて、文字は読めるし言葉も言えるけど、コミュニケーションが苦手ということなんだよね…
わかる?」
と聞いてみたがイマイチの様子。
「でも障害があっても、いいところもいっぱいあるお兄ちゃんだし、
もし、学校や外で障害があるお子さんを見ても、障害何?とか、聞いてほしくない人もいるから、
〇〇障害なんでしょとか言わないであげてね」
と言ってみた