ベテランの先生

二号の家庭訪問があった。


二号の先生は、ベテランの年配の先生で、
かねがね、うわさに、聞いてはいたが、ホントに良くいろんなことをみてくださってる。

二号の様子だけでなく、私のこと、家庭のこと、1号のこと、、、。

1号が、数回、幼稚園に乱入したり
行事に、兄弟として、参加させていただいたりしたときの様子を
的確に覚えておられる。

二号の家庭訪問なのに、つい1号の話になってしまう。
ごめん、二号。

思えば、1号が、自閉症の診断を受けられたのも、
二号の検診で「この傷は?」「この子に関しては 何も心配してませんが、
上の子が 何か障害があるらしく、今あれてて
引っかいたんです。」
と、チラッと相談した先生のご縁で 病院を紹介してもらって予約を入れてもらえたのだった、、、。

二号が3歳まで単語でしか話さなかったのも、
1号が、わたしがたくさんしゃべるのを嫌う(口を押さえに来る)ので、
身振りと 数語の単語で 会話を済ませる癖がついてたからだったし。


いつも、こんな風に、二号はわきへのけてしまう。

幼稚園に入って数ヶ月で、二号は、石をどけてもらった植物みたいにのびのびした。



二号の行事にでているときでも、1号が荒れないように1号中心に進めてしまう。
普段の生活も1号に合わせてるんだな。



ベテランの先生も、「障害がわかったのはいつ?」「どんなきっかけで?」
「今は、こんなことはしますか?」「感情を言い表すとか、」「読み書きは?」
「どのくらい手がかかっていますか?」

そういうことを短く聞いてくれて、これまでに何十年か、障害のあるお子さんも見てこられた様子も きかせてくださった。
…。。

結局、

「おかあさんは、二号ちゃんの成長にあわせて、
二号ちゃんに、いろんな刺激や物事を教えたりしていくほうが
いいと思います。
二号ちゃんをきちんと育ててあげてください。

それによって1号君もいい刺激を受けます。

二号ちゃんが成長が早いのではないんです。普通のペースなんですよ。


そして、やっと1号君の行動が落ち着いてる今、
1号君に関しては、もっと、年長の人や 障害を持つ親御さんとのネットワークを、
今より広くとって、将来の、就業とか一生とかそこまでのスパンで
対応をされた方が良いと思います。

1号君がどういう風に成長するかが、二号ちゃんにも、、、
将来的に、、、大きくかかわってもきます。」


もうおっしゃるとおりで、反論の余地はなさそう。


なんかすごく狭い池で、わーい1号がこれやった、こんなことした、
と、一喜一憂してる自分、、、。
コドモたちに おいてかれないように〜
しなくては。