一概には言えないけれども、
同一性を保持してないと不安な、自閉症のある子にとって、
転居や急激な環境の変化は、負担が大きい。らしい。
これまで1号は6回転居してると思う、
そのころ、自分の家の話になると、
「何号室の家のこと?」といっていた。
つまり、いつも引っ越す浮き草生活なので、家といわれてもどの家の事か?といっていたわけで。
乳児のころから、引っ越すたびに(引っ越さずとも、初めての場所に行く度ぐずるんだけれども)一週間は不安定で、泣き続けた。
6歳で引っ越しをつたえたときは、「ひっこし、きけん!!」
と、怪我するドラえもんをしきりと描いて私にくれた。
つまり引越しに頑強に抵抗した。新しい環境になれるのにもホントに時間がかかる。
ただ 例外だ〜と思ったのは、
それまでより(彼にとって)いい環境に移った時は 順応が早いということ。
「引っ越してきてよかった」といったときもあった。
今がそのいい時期というか、彼にとって最ものんびりできる環境にある。
顔見知り、かわいがってくれる人、好きな場所、楽しい行事でいっぱいだ。
ところが また転居になるかもしれない。
私自身は転居がだいすき、いろんなところに住める引越しは
ただただうれしいのだけれど、、、
1号にはどうなんだろう
だんなは、「自分だけ引っ越すつもり、
家が二軒あって行き来するのも楽しいんじゃない?
せっかく落ち着いてる1号を今の状況から引き離すのはリスキー。」
といっているけれど、、、
私は新しいとこに住んでみたいな、
しかも家事一切しないだんなを一人で住まわせることが恐ろしい。
そしてなんだかんだいっても、私自身を支えてるのは
だんなの存在(家事育児の手助けをしてくれるわけではなくても)なので、
別に暮らすというのは
どうもいやである。
だんなのお世話(深夜のご飯の支度など)をしなくていいのは、生活上ラクではあるんだけど、、、