ずうっと前の話だけど、
2号の幼稚園の、七夕の笹に、
「おかあさんが100さいまでいきますように」
と書いたのが下げてあった。
男の子が書いたらしい。昆虫が好きな、あの子だ。特にママにべったり、という感じではない子。
ひそかに涙し、ママに、「ウルウルしますねぇ、いいなあ」といったら、
ママも目の端が赤くなっていた。
今朝、1号が学校に行くときに、
1「お母さんが80歳まで生きて欲しいんだけど」
「うん、まあね。そんとき1号は55歳ね。うん、いいね」
1「俺は65くらいで良いや。じゃ、いってきます」
「チョイまち、65は少ないよー。もっといきなよ」
1「だってお母さん そんとき しんでるじゃん。じゃね」